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 医療生協がめざす「健康観」「健康習慣」

〜医療生協がめざす健康観〜

 「昨日よりも今日が、そして明日が、いっそう意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きられるための組織が医療生協です」。これが、私たちがもつ健康観です。これにもとづいて、幅広い健康づくりの活動や、病院・診療所における保健・医療活動を展開してきました。この精神から、日常のくらしのなかで実践的にとりくめる「医療生協の健康習慣」が生まれました。

「班」を基礎にとりくむ「健康チェック」
 医療生協の日常活動は、近所の顔見知りが集まった「班」を舞台におこなわれます。この班活動の中心になるのが「健康チェック」。血圧や尿、貧血、食生活、乳がんなど、日常できるさまざまなチェック法があります。近所の仲間と、くらしの中で病気について学び、健康状況をチェックしあい、家族ぐるみでくらしのつくりかえに反映させる。班を基礎にした日常的な保健活動は、住民が主体となる健康づくりを地域社会に根ざす活動として、世界保健機関(WHO)からも注目されています。

医療の専門家による「健診」活動
 医療生協の「健康チェック」は、地域の医療機関と直結した保健活動です。班での健康チェックで異常が発見された場合は、医療の専門家による検査へとつなげる。その実践の中で、病気を早期発見した例も少なくありません。また、定期的に健康診断の大切さを伝え、主体的な健診活動の普及をすすめます。健康チェックと健康診断の2本柱で地域の保健力を高めていく活動です。住民と医療の専門家が日常的に協同しながら健康づくりをすすめる、医療生協の組織ならではのとりくみです。

医療生協の健康習慣
 これは97年度から医療生協が推進する健康習慣です。よりよい生活習慣を広げるため、できるところから目標に向かって努力する家族を「健康宣言家族」と呼んで登録する運動をすすめています。また、約4,000世帯のモニター家族を募り、5年間にわたる疫学的調査もおこなっています。病気の原因を除く一次予防から一歩進んで、病気になる前に生活習慣をあらため、健康を増進する具体的な指針となっています。05年度からは7つから「8つの生活習慣」に改定し、健康指標もより科学的な内容に改定しました。


組合員の保健予防活動としての『健康習慣』
=8つの生活習慣と2つの健康指標=

健康増進の生活習慣
1. 生活リズムを整え快適な睡眠をとる
2. 心身の過労を避け、充分な休養をとる
3. 禁煙にとりくむ
4. 過度の飲酒をしない
5. 適度な運動を定期的につづける
6. 低塩分、低脂肪のバランスのよい食事をとる
7. 間食せず、朝食をとる規則正しい食生活
8. 一日1回以上よごれを落としきる歯みがきをする

健康指標
1. 適正体重、適正体脂肪、適正腹囲を維持する
2. 適正な血圧をめざす


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