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女性特有の病気、妊娠などについての産婦人科の先生からのアドバイスです。
妊娠について
妊娠の疑いがある時は、尿を使って妊娠反応(薬局でも販売されています)を 行います。
妊娠反応は次の予定月経が来る頃から1週間以内には陽性になります。

[妊娠10週の正常胎児]
妊娠反応が陽性の場合は、
- 子宮の中に妊娠している正常妊娠
- 流産しかかっている状態
- 子宮外妊娠の場合
- 胞状奇胎などの異常妊娠の場合
この4つが考えられます。
これらを区別するには産婦人科受診が必要です。
産婦人科では超音波検査を行って、これらを区別します。
緊急避妊法
コンドームの破損など避妊に失敗した時に行うことのできる、性交後避妊法です。
この方法は性交後72時間に行うことが重要です。
[方 法]
・中用量ピル2錠服用し、その12時間後にさらに2錠服用します。
常用量の4倍服用することになるので、吐き気(50%)、嘔吐(20%)等の副作用が多く出現します。
緊急避妊を行うためには、産婦人科の受診が必要です。
当院の産婦人科では緊急避妊の相談を受け付けています。
なお、緊急避妊は72時間以内に投薬すればよいので、夜間帯ではなく、日中の受診で間に合います。
また、避妊相談も行っていますので、お気軽にご相談下さい。
続発性無月経
今まで月経があり、妊娠以外の理由で3ヶ月月経がなくなることをいいます。
原因は
[1]ダイエット、[2]安定剤などのクスリ、[3]激しい運動、[4]ストレス
などがあります。
3ヶ月月経がない場合、産婦人科を受診して女性ホルモンの血液検査が必要です。女性ホルモンが不足していると、骨密度の低下が起こり病的な骨折を起こすことがあります。
この場合ホルモン療法が必要な場合があります。
思春期のこの時期、女性ホルモンの分泌は重要です。
最近視床下部性(卵巣ホルモンの分泌をコントロールしているのが脳にある下垂体と視床下部です)の卵巣機能不全が増えてきています。
クラミジアについて
クラミジアは性感染症(セックスによって感染する病気)の一つです。
症状に乏しく、女性はおりものが多くなる、男性は排尿時違和感などです。
不妊症や子宮外妊娠、骨盤腹膜炎などの原因にもなります。
女性は産婦人科で子宮頚部から検査を行い、男性は尿検査でわかります。
結果が出るまで1週間かかります。陽性の方は治療が必要です。
クラリスロマイシンを2週間またはアジスロマイシン1日間服用で治ります。
パートナーの方と同時に治療されることをおすすめします。
子宮頚部細胞診の異常について
子宮頚部細胞診の結果はクラス
〜
に分類されます。
及び
は異常なしです。
(
には
aと
bがあります)以上は精密検査が必要です。精密検査はコルポスコープという器械を使って粘膜を観察することと、一部の組織を採取する組織診があります。
この結果、
正常、
異型上皮(軽度異型上皮・高度異型上皮)、
上皮内癌、
微小浸潤癌、
浸潤癌に分類されます。
軽度異型上皮については治療が必要なく、3〜6ヶ月間隔の定期検査が必要です。高度異型上皮以上は治療が必要です。
ピルについて
ピルについて ピル(経口避妊薬)は2つの卵巣ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)のクスリを飲むことによって、排卵を抑制し避妊する方法です。
避妊効果は高いのですが、日本ではあまり普及していません。最近は「低用量ピル」といって、ホルモン量が少なく副作用の少ないクスリが発売されています。副作用は肝障害と血栓症(血管の中で血液が固まる病気)です。
血栓症は喫煙者ではリスクが高くなります。ピルを服用すると、避妊以外でもメリットがあります。月経不順の人は月経周期が順調になり、月経過多(月経量の多い人)は少なくなります。また、月経痛の軽減にもなります。日本人で最も普及している避妊法はコンドームですが、これは男性主体の避妊法です。これに対してピルは女性主体の避妊法になります。
ピルは産婦人科を受診して、処方箋をもらって下さい
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