健康コラム no.5 〜認知症〜
認知症には脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の二つのタイプがあります。まず脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などが原因で起こります。その原因は脳血管の動脈硬化などです。ですからその予防法は、動脈硬化を防ぐこと、つまり高血圧や糖尿病などの「生活習慣病」をしっかり治療・管理していくことが大事になります。
一方アルツハイマー型認知症は、原因がいろいろ考えられていますが、未だはっきりしていません。ですから予防法もはっきりしたものはありません。ということは、あまり心配してもしょうがないということになります。そういう意味では、ボケ防止のお地蔵さんの頭を撫でて、お守りを買うとか、ぼける前にお迎えが来ますようにとお祈りするのもいいでしょう。もう一つ心理的なぼけというのがありそうです。これは「廃用性」といって、頭を使わないために衰えていくというものです。使っているように見えても、毎日同じような使い方をしていると、使っていない脳の機能が衰えてくるものです。ですから毎日、いろいろな脳の機能を使うような生活を工夫することが大事になります。またすっかり社会生活から引退してしまった、自分は何の役にも立たなくなったと思い込むと、それだけでも精神的な健康は保てなくなるようです。自分でも何か役に立てると思い、周りにもそう思ってもらえるように工夫していくことが必要です。
百成 公美
一方アルツハイマー型認知症は、原因がいろいろ考えられていますが、未だはっきりしていません。ですから予防法もはっきりしたものはありません。ということは、あまり心配してもしょうがないということになります。そういう意味では、ボケ防止のお地蔵さんの頭を撫でて、お守りを買うとか、ぼける前にお迎えが来ますようにとお祈りするのもいいでしょう。もう一つ心理的なぼけというのがありそうです。これは「廃用性」といって、頭を使わないために衰えていくというものです。使っているように見えても、毎日同じような使い方をしていると、使っていない脳の機能が衰えてくるものです。ですから毎日、いろいろな脳の機能を使うような生活を工夫することが大事になります。またすっかり社会生活から引退してしまった、自分は何の役にも立たなくなったと思い込むと、それだけでも精神的な健康は保てなくなるようです。自分でも何か役に立てると思い、周りにもそう思ってもらえるように工夫していくことが必要です。
百成 公美

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健康コラム no.4 〜家 庭〜
ひとたび親になった人は子供が将来幸せになって欲しいと願わずにはいられないでしょう。その時私はこうおすすめします。
「子供に安心感を与えるような家庭をつくりなさい。そして親たちも幸せになろうとつとめなさい。」
小さな子供にとって大切なことは、何よりも安全感であり、自分がただ存在するだけで良い。親たちは自分を受け入れてくれ、自分の欲求を喜んで満たしてくれると感じられることです。この時子供はしっかりと外界に関心を向け、素直に自分の欲求に基づいて行動します。成功した時は自分への信頼を高め、自分の力不足を感じた時は素直に人の力を借りようとします。挫折すらも新しい創意工夫の基となります。つまり上手な生き方を身に付けることが出来るのです。
逆に大きな不安にさらされると、子供は不安に強い苦手意識を持ち、消極的な行動の少ない人間になってしまいます。好ましい人間関係も作っていけません。必要以上にいい子を演じ、自分の素直な気持ちを押さえ込んでしまいます。いい子は大人になる途中で大きな困難にぶつかるか、親に心配をかける大人になってしまうことが多いものです。また親の関心を引こうとして、逸脱した行動をして「悪い子」のレッテルを貼られ絶望し、自分だけが大事という生き方を身に付けてしまう子もいます。
夫婦仲が良く幸福感のある両親の間に生まれてきた子供は幸せになる特急券を手にしていると云ってよいでしょう。
西脇 巽
「子供に安心感を与えるような家庭をつくりなさい。そして親たちも幸せになろうとつとめなさい。」
小さな子供にとって大切なことは、何よりも安全感であり、自分がただ存在するだけで良い。親たちは自分を受け入れてくれ、自分の欲求を喜んで満たしてくれると感じられることです。この時子供はしっかりと外界に関心を向け、素直に自分の欲求に基づいて行動します。成功した時は自分への信頼を高め、自分の力不足を感じた時は素直に人の力を借りようとします。挫折すらも新しい創意工夫の基となります。つまり上手な生き方を身に付けることが出来るのです。
逆に大きな不安にさらされると、子供は不安に強い苦手意識を持ち、消極的な行動の少ない人間になってしまいます。好ましい人間関係も作っていけません。必要以上にいい子を演じ、自分の素直な気持ちを押さえ込んでしまいます。いい子は大人になる途中で大きな困難にぶつかるか、親に心配をかける大人になってしまうことが多いものです。また親の関心を引こうとして、逸脱した行動をして「悪い子」のレッテルを貼られ絶望し、自分だけが大事という生き方を身に付けてしまう子もいます。
夫婦仲が良く幸福感のある両親の間に生まれてきた子供は幸せになる特急券を手にしていると云ってよいでしょう。
西脇 巽
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健康コラム no.3 心の健康 〜職場〜
まず、はじめに、労働条件・労働環境は、過労死しないレベルまで整うように、改善する取り組みをしつつも、現実にはさまざまな限界、制約があり、完璧な労働環境、労働条件のある職場というものは存在しないので、何らかの不十分さのある職場環境の中で仕事をすることになります。その中でいかにして、精神的な健康を保つか、どういう工夫が自分の側でできるかという視点から考えていくことにします。
同じ条件の下で働いていても、ストレスと感じる度合いは、人によりさまざまです。これは、その人が自分の外側に生じる出来事をどのように受け取るか、認識するかということにより、ストレスの大きささが違ってくるからです。そして、職場に限りませんが、「人間の問題は対人関係の問題である」といわれるように、多くの問題は、対人関係をめぐって生じます。端的にいうと、同僚、部下とどう付き合うかというコミュニケーションを巡って生じるということが多いということです。「嫌な、苦手」というのも、自分の受け取り方ですから、ストレスを減らすには、職場に「嫌なこと」をあまり沢山つくらないようにするということです。
あれも嫌い、これも嫌いと分類していくと、嫌なことばかりになり、職場は地獄のように思えてきます。どうしても嫌いということを減らす工夫をして、五%くらいに減らし、それは、必要な税金と割り切ることにしてみるなど、受け止め方を工夫してみましょう。
百成 公美
同じ条件の下で働いていても、ストレスと感じる度合いは、人によりさまざまです。これは、その人が自分の外側に生じる出来事をどのように受け取るか、認識するかということにより、ストレスの大きささが違ってくるからです。そして、職場に限りませんが、「人間の問題は対人関係の問題である」といわれるように、多くの問題は、対人関係をめぐって生じます。端的にいうと、同僚、部下とどう付き合うかというコミュニケーションを巡って生じるということが多いということです。「嫌な、苦手」というのも、自分の受け取り方ですから、ストレスを減らすには、職場に「嫌なこと」をあまり沢山つくらないようにするということです。
あれも嫌い、これも嫌いと分類していくと、嫌なことばかりになり、職場は地獄のように思えてきます。どうしても嫌いということを減らす工夫をして、五%くらいに減らし、それは、必要な税金と割り切ることにしてみるなど、受け止め方を工夫してみましょう。
百成 公美

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健康コラム no.2 アルコール依存症について
現代人の生活においてはストレス解消、職場の歓送迎会などお酒を飲む機会は多いものです。また日本人の場合は不眠症に対して寝酒をする割合も多いと言われています。
アルコール依存症とは飲酒のコントロール障害を言います。適量のアルコール(ビール中瓶1本または日本酒1合位)を、飲んでも良い場所や時間帯に飲む分にはそれほど問題はありませんが、大量飲酒(ビール大瓶3本以上または日本酒3合以上)を続けると精神依存や身体依存を形成し、普通の飲み方が出来なくなってしまいます。この状態を飲酒のコントロール障害と言います。その結果、身体の障害(肝機能障害、糖尿病、脳萎縮など)、心の障害(自己中心的・不安・抑うつ・易怒的・集中力低下など)さらには人間関係の影響(配偶者への暴言暴力・子供への虐待・友人関係の破綻など)をもたらし、通常の家庭生活、社会性活を営むことが困難となってきます。
当院では認知行動療法と言う最新の治療技術を東北地方では一番早く採用し、アルコール依存症患者様の回復の援助をしています。また地域には断酒会やA・A(匿名断酒会)等の自助グループもあります。ご自分・あるいは友人、知人、親戚などにアルコール依存症ではないかと思われる方がいらっしゃいましたら是非相談にいらしてください。
山崎 照光
*認知行動療法
アルコール依存症の治療において、今までのお酒に対する見方・考え方(認知)を自分自身で検討してそれらを変えることで、これからの行動や生活を改善しようとする治療法。
当院では認知行動療法と言う最新の治療技術を東北地方では一番早く採用し、アルコール依存症患者様の回復の援助をしています。また地域には断酒会やA・A(匿名断酒会)等の自助グループもあります。ご自分・あるいは友人、知人、親戚などにアルコール依存症ではないかと思われる方がいらっしゃいましたら是非相談にいらしてください。
山崎 照光
*認知行動療法
アルコール依存症の治療において、今までのお酒に対する見方・考え方(認知)を自分自身で検討してそれらを変えることで、これからの行動や生活を改善しようとする治療法。
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健康コラム no.1 うつ病について
現在「うつ病」、取り分け中高年の「うつ病」の増加が取り沙汰されています。しかしこの種のうつ病は治りは早いが、再発もしやすいのが特徴と言えます。
初老期となって社会環境の変化や人間関係の変化に付いていくことが出来ず、と戸惑って落ち込みます。中高年と言っても生活の変化に対応していくことが出来れば速やかに軽快していくようです。しかしそれが崩れると再発もしやすいものです。
とかく頑張りすぎの人が「うつ病」に成りやすいと言われていますので、「うつ」に落ち込んだら十分に安静と休養を取って、今後の人生の歩み方を検討して克服していきましょう。また過去の人生を肯定的に総括することも必要です。「生きていて良かった」という満足感が「うつ」を克服してくれます。ものの見方、考え方を変えるだけで「うつ」の克服の道筋が見えてきます。
それでも「うつ」を引きずる人には抗うつ剤を薦めます。最近の抗うつ剤はかなり効果的です。「うつ病」の要因として、神経間刺激伝達化学物質が研究されており、抗うつ剤はそれに作用して「うつ病」を治療します。ただ、抗うつ剤の選択は専門医師と患者様との間で協力していかなければなりません。薬剤についても専門医師と良く話し合って情報を交換し合って行くことが大切のように思われます。
西脇 巽
初老期となって社会環境の変化や人間関係の変化に付いていくことが出来ず、と戸惑って落ち込みます。中高年と言っても生活の変化に対応していくことが出来れば速やかに軽快していくようです。しかしそれが崩れると再発もしやすいものです。
とかく頑張りすぎの人が「うつ病」に成りやすいと言われていますので、「うつ」に落ち込んだら十分に安静と休養を取って、今後の人生の歩み方を検討して克服していきましょう。また過去の人生を肯定的に総括することも必要です。「生きていて良かった」という満足感が「うつ」を克服してくれます。ものの見方、考え方を変えるだけで「うつ」の克服の道筋が見えてきます。
それでも「うつ」を引きずる人には抗うつ剤を薦めます。最近の抗うつ剤はかなり効果的です。「うつ病」の要因として、神経間刺激伝達化学物質が研究されており、抗うつ剤はそれに作用して「うつ病」を治療します。ただ、抗うつ剤の選択は専門医師と患者様との間で協力していかなければなりません。薬剤についても専門医師と良く話し合って情報を交換し合って行くことが大切のように思われます。
西脇 巽

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