卒後教育
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卒後教育

1)新人教育プログラム

  • 当院の新人研修は、病院の概要はもちろんのこと、患者様への評価や治療、退院支援などをオスキー形式(座学と実践)で実施しています。
  • 新人職員には先輩職員がプリセプター(指導係)としてつき、配属された病棟での動きや業務、治療介入についてなど、その都度指導・援助しています。
  • 県療法士会や興味のある分野の研修会への参加を促し、スキルアップに繋げています。2年目以降も業務上で何か困った場合など、先輩職員や教育担当の職員に気軽に相談できるような環境づくりをしています。

2)1・2年目到達目標

1年目 「社会人の基本を身につけリハ科の一員となる段階」

  • 社会や会社の一員としての姿勢や行動、仕事の仕方を身につける
  • 自分の関わる仕事の全体像をつかみ、後工程や患者・家族、職員の事を考えて行動する
  • 周囲からのアドバイスや指摘を真摯に受け止め、行動を変えようとする
  • 初めての事や初対面の相手に尻込みせず取り組み、何事からも学ぼうとする
  • 新鮮な視点から仕事や職場についての違和感や疑問を率直に出し、周囲に影響を与える

2年目「任された仕事を一つひとつやり切りながら、力を高める段階」

  • 周囲の指導を仰ぎながら、任された仕事に責任を持って、最後までやりきる
  • 相談できる人を増やし、円滑に業務を勧める
  • 自分の意見や仕事の状況を率直に伝え、得たアドバイスを業務に活かす
  • 未経験の仕事に取り組んだり、接点の少なかった相手と関わることで仕事の領域を広げる
  • 教えられたことを覚えるとともに、少しずつ自分で考えた工夫を試す

リハビリテーション科の卒後教育について

 新人の1年間はプリセプターや他のスタッフの指導下で臨床業務を行い、様々な領域におけるリハビリテーションの経験を積み、基礎的な知識・技術、臨床思考過程について学びます。また、教育役割マトリックスに基づき各年次や役割に応じた段階的なステップアップを支援します。
 令和3年度より教育リーダー制度を導入。教育リーダーはOJTを中心とした現場教育に特化した業務を担い、スタッフの知識・技術を底上げしていきます。また、令和3年度6月よりYouTubeチャンネル『リハノメ』を活用したoff-jtを開始。業務内・業務外にいつでも好きな時間に専門学習ができる環境を整備しています。

教育リーダーシステム

教育リーダーとは

リハビリテーション科では2021年から教育リーダーシステムを開始しました。教育リーダーとはOJT(現場教育)を推進する役割を担うスタッフであり、リハビリテーション科の理念・倫理に則したリハビリテーションが実践できる態度・知識・技術を身に着けるためのOJTを調整・実践していく現場教育の要となるスタッフ。(主に経験年数5年目以上のスタッフで構成)

リハビリテーション科教育方針

臨床場面でリハビリテーションを実践する中で共通の理念に基づいた知識・技能・態度を身に着ける

OJTとは

新人教育システムや症例検討などのOff-JT(現場外教育)で学んだことなどを現場で実践できるように、専門性の高いスタッフが現場で教育していくことで態度・知識・技術が身に着く教育方法。

教育リーダー研修

2021年度年間スケジュール
  • 5月:OJTとは
  • 6月:論理的な考え方
  • 7月:論理的な話し方
  • 8月:人に好かれる ものの言い方・伝え方のルールとマナー
  • 9月:マネジメント論、BSC(バランススコアカード)とは
  • 10月:BSC作成(11月~1月までの目標)
  • 11月:教育リーダー活動開始(毎月教育リーダー会議開催、会議内で学習会開催)
  • 2月:BSC振り返り
  • 3月:2022年度BSC作成
  • BSC管理:各個人の目標を「戦略目標」「重要成功要因」「成果指標」「目標値」「アクションプラン」で管理する。

リハビリテーション科の活動

 

お問い合わせ

リハビリに関するご意見、ご質問など、お聞きしたいことは何なりとお話下さい。皆様の一日も早い家庭復帰へスタッフ一同、ご協力させていただきます。

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